一、伝言依頼の文型・表現
(1)恐れ入りますが、伝言お願いできますか。(不好意思,能给我留言吗?)
(2)李様に鈴木から電話があったとお伝えいただけませんか。(您能告诉李先生铃木打过电话吗?)
(3)西田様がお戻りになりましたら、お電話をいただきたいとお伝え願えますか。(西田先生回来的话,能请您转告他请他给我回个电话吗?)
・~とお伝えいただけませんか/~とお伝え願えますか:「と」の前は伝言の内容です。(可以请您转告他……吗?)
二、伝言の受け方
1.伝言を受ける時のポイント
(1)伝言を受けるときは、メモを取ります。
(2)必ず相手側の名前、連絡先、伝言内容を再確認します。
(3)最後に自分の所属部署と名前を相手に告げます。
(1)用件・伝言を尋ねる
①もしよろしければ、ご伝言を承りますが。/もし差し支えなければ、ご用件を承りますが。(「承る」は「聞く」「受ける」の謙譲語。如果方便的话,我可以帮您留言。)
②わたくしが代わってお話を伺いしましょうか。/わたくしが代わってご伝言を承りましょうか。(我帮您留言吧。)
(2)伝言を確認する
①内容をもう一度確認させていただきます。……ということですね。(我确认一下。就是……吧?)
②内容をもう一度確認させていただきます。……以上で間違いございませんか。(我确认一下。……没错吧?)
③復唱させていただきます。……以上でよろしいですか。(我复述一遍。……就这些吗?)
(3)相手の名前や連絡先を確認する
①念のため、ご連絡先をご確認させていただきます。(为了保险起见,请允许我确认一下您的联系方式。)
②念のため、お名前のスペルをご確認させていただきます。(为了保险起见,请允许我确认一下您名字的拼法。)
・念のため:为了保险起见
(4)伝言を受けた後の一言
①会議が終わり次第、お伝えいたします。(等会议一结束,我就转告他。)
②打ち合わせが終わり次第、伝えておきます。(等会面一结束,我就转告他。)
③張が戻り次第、そのように伝えておきます。(等小张一回来,我就如实转告他。)
・~次第:動詞ます形の後ろに接続します。(一……就……)
④李が戻りましたら、お電話するように伝えます。(小李回来了,我要他给您回电话。)
⑤お電話があったことを佐藤に伝えておきます。(我会告诉佐藤,您打了电话。)
・お電話がありました:電話をかけてきました。
⑥高橋が出社しましたら、そちらに伺うように伝えておきます。(高桥来公司了,我会告诉他去拜访您。)
三、伝言のモデル会話
フローチャート
A:挨拶
B:自己紹介・担当者に取次ぎを依頼する
A:担当者の不在を伝える
B:伝言を頼む
A:伝言を確認する
B:挨拶
モデル会話:
水野:はい、みどり商事でございます。
陳:天津工業の陳と申しますが、田村様をお願いします。
水野:申し訳ございません。あいにく田村は会議中ですが。
陳:恐れ入りますが、伝言お願いできますか。
陳:はい、どうぞ。
水野:ご注文いただいた商品は、明日の朝10時に届けるとお伝えください。
陳:内容をもう一度確認させていただきます。商品が明日の朝10時に届くということですね。
水野:はい、そうです。
陳:かしこまりました。会議が終わり次第、お伝えいたします。わたくし、営業部の陳と申します。
水野:陳さんですね。では、よろしくお願いします。失礼します。
陳:はい、失礼します。
2.伝言を受ける場合
張:はい、東方商社でございます。
田中:ABC工業の田中と申しますが、李様をお願いします。
張:田中様でいらっしゃいますね。申し訳ございませんが、李はただ今外出中でございます。もしよろしければ、ご伝言を承りましょうか。
田中:はい、お願いします。李様がお戻りになりましたら、お電話をいただきたいとお伝え願えますか。
張:かしこまりました。念のために、お電話番号を教えていただけませんか。
田中:はい。03₋1122-3344です。
張:復唱いたします。03₋1122-3344ですね。李が戻りましたら、お電話するように伝えます。
田村:お願いします。では、失礼いたします。
張:失礼いたします。
伝言を受ける時、メモを取るのがビジネスマンの心得です。次のような伝言メモを作っておくと便利です。
1.伝言メモの内容(図)
木村部長(①誰への電話か)、
さくら貿易会社の小林様より(②どこの誰からの電話か)お電話がありました。明日、午後2時にさくら貿易会社へ来てくださいとのことです(③伝言の内容)。
小林様の電話番号:03-1234-5678(④相手の電話番号)
9月25日 3時40分(⑤電話を受けた日と時間)
佐藤(⑥電話を受けた人の名前)受
(1)田中さん、北京商事の周様からお電話がありました。(田中先生,北京商事的周先生来过电话。)
(2)部長、先ほどヤマダ電機の中田様からお電話がありまして、連絡してほしいとのことです。(部长,刚才山田电机的中田先生打来了电话,说想要您跟他联系。)
・~とのことです/とのご伝言でした:ビジネスの伝言を本人に伝える時の最も一般的な表現です。「と」の前は伝言の内容です。(……的留言)
(3)王さん、課長は「来週の出張は中止になった」とおっしゃいました。(小王,科长说:“下周的出差取消了。”)
・(上司)は~とおっしゃいました:社内の伝言を伝える時、上司の動きに関する動詞は、
尊敬語を使います。(上司说……)
2. モデル会話
課長:ただ今戻りました。
中村:お帰りなさい、お疲れ様です。課長、南京物産の楊様からお電話がありました。
課長:うん、それで?
中村:納品のことで、至急連絡してほしいとのことです。こちらは楊様のお電話番号です。(伝言メモを渡す)
課長:うん、わかった。すぐ電話するよ。

