一、議事進行(司会)
1.会議の流れと文型・表現
(1)会議開始の挨拶:会議に参加する人に感謝の気持ちを伝える。
例:本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。
(2)会議が始まると宣告する。
例:では、これより会議を始めさせていただきます。
それでは、会議を始めさせていただきたいと思います。
(3)皆の意見を聞く
例:①~について、皆さんのご意見をお聞かせください。
②~について、皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。
③李さんはどのようにお考えですか。
④鈴木さんはどうお考えですか。
⑤王さんはいかがお考えでしょうか。
(4)会議の時間が限られているので、発言者に短い発言をさせる
例:①時間がありませんので、ご意見は手短にお願いします。
②時間の関係もありますので、誠に恐縮ですが、手短にご発言をお願いいたします。
(5)会議終了の挨拶
例:①いろいろと素晴らしいご意見をいただき、誠にありがとうございます。本日の会議はこれで終わらせたいと思います。
②本日の会議はこれで終了します。皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
2.モデル会話
本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。
では、これより会議を始めさせていただきます。
先月の販売状況について、皆さんのご意見をお聞かせください。
李さんはどのようにお考えですか。(李さんが発言する)
鈴木さんはどうお考えですか。(鈴木さんが発言する)
時間がありませんので、ご意見は手短にお願いします。
いろいろと素晴らしいご意見をいただき、誠にありがとうございます。
本日の会議はこれで終了します。皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
二、意見を述べる
1.自分の意見を言う・基本の表現
(1)ポイント
ビジネス商談の中で、自分の意見を出す場合は、相手が納得できるように次のコツをマスターする必要があります。
①柔軟な態度。
交渉の駆け引きでは、押したり引いたりの臨機応変、柔軟な姿勢を保つこと。
②傾聴する。
相手の主張は、まずよく聞いて理解すること。
③キーワードを注意する。
「安心です」「信頼できます」「健全です」「利益につながります」は交渉を成功に導く言葉です。
逆に、「心配です」「難しいです」「責任があります」は交渉を失敗に導く言葉です。
④論理的な説明。
感情的にならないために、具体的はデータ数字を使って論理的に話を進めること。
このように、相手に意見をする時には、謙虚な態度で、事実や具体的なデータを挙げながら詳しく説明すれば、相手も多少納得できるでしょう。
相手が反論すれば、相づちを打ちながら、最後まで聞いてあげて、それから冷静に対処すればいいです。
(2)文型・表現
例:①私はA案でいいと思います。
②日にちを変更したほうがいいんじゃないかと思います。
③佐藤さんには電話で知らせたほうがいいような気がします。
④その件については、もう少し考えさせてください。
では、来週の月曜日はいかがですか。
⑤もう一度A社に相談してみたらどうでしょうか。
(3)モデル会話
小林:鈴木さん、このページのレイアウトなんですが、写真をもう少し下に下げたほうがいいような気がしますが。
鈴木:そうですかね。山本さんはどう思いますか。
山本:そうですね。写真がちょっと目立ち過ぎているかもしれませんね。私ももう少し下げたほうがいいんじゃないかと思いますが。
小林:なるほど。じゃあ、そうしましょうか。
2.同意する
(1)文型・表現
①Aプランに賛成です。
②Aプランについて、異存はありません。
③李さんのおっしゃる通りだと思います。
④李さんと同じ考えです。
⑤そう思います。
⑥そう思いました。
(2)モデル会話
李:5月のソウルでの国際見本市に、我々も参加してみようと思うんですが。
田中:そうですね。私も李さんと同じ考えです。
木村:私もそう思います。
3.反対する
(1)文型・表現
①おっしゃることはよくわかりますが。
②おっしゃることはごもっともですが。
③田中さんのご意見も分かりますが。
④会議を延期するというのはちょっと難しいんじゃないでしょうか。
⑤残念ながら、ご意見には賛成しかねます。
⑥お言葉を返すようですが。
(2)モデル会話
石田:今回もう少し発注量を増やしたらいいと思うんですが。
王:おっしゃることはごもっともですが、初めてですので、もう少し様子を見てみてはどうでしょうか。
4.モデル会話
田中:中国での生産拠点ですが、上海の開発区はどうでしょうか。
木村:そうですね。インフラの設備もかなり整っていますので、とても便利だと思いますが、やはりコストの面から考えると、蘇州の開発区のほうがいいんではないかと思いますが。
李:木村さんと同じ考えです。上海から車で1時間くらいですから、交通の便もいいと思いますが。
田中:そうですか。一度視察に行ってみたいですね。
李:私がご案内いたします。

