ビジネス会話の基本的な心得
1.相手を思いやる
会話の原点は、相手を気遣うコミュニケーションです。つまり、自分の意図するところをいかに上手に相手に伝えるか、そして相手から期待する反応を聞き出せるか、そのポイントは、あなたの真摯な姿勢と謙虚な気持ちです。
2.敬語を使う
友人たちとの会話は私的な場ですから、親しみを込めた普通語で話しますが、ビジネスは相手と関係や状況に応じた敬語を使います。
社内での自己紹介・上司や先輩・同僚との仕事の会話や電話応対、社外での自己紹介・商談・電話応対・パーティーでの挨拶など、さまざまな場面で、礼儀をわきまえた丁寧語・尊敬語・謙譲語を使い分けます。
3.話し上手は聞き上手
自分の主張は、遠慮なく述べていいのですが、相手に話をさせる(相手の話を聞く)ことが大切です。例えば、「~と、おっしゃいますと。」「反対することは、~の理由からでしょうか。」と質問したい問題点を確認することです。また、あまり意見を言わない人の場合は「この提案は、いかがでしょうか。」と相手の意見を聞き出すことも必要です。
会話の割合は、一般的な目安として、四分(自分)六分(相手)と言われています。
4.相づちを使う
相づちは、気持ちよく話を盛り上げていくために必要なことです。日本人との会話で大切なのは「相づち」で、会話の潤滑油と言えるでしょう。
(1)一般的な相づち
そうですね。 はい。 ごもっとも。
(2)相手の特技や自慢話の相づち
さすがですね。 それはすごいですね。 敬服します。
(3)疑問や反対の相づち
そうでしょうか。 それはちょっと。
5.挨拶を使う
コミュニケーションのもっとも有効な手段は会話です。場面にあったあいさつは、会話の基本です。挨拶は「目上の人」や「取引先」だからするというのではなく、自然体で同僚や後輩に対しても分け隔てなく、日ごろからすることで身につくものです。
(1)挨拶の基本ルール
①相手より先にあいさつをする;
②立ち止まってあいさつをする;
③相手の目を見て、笑顔であいさつをする;
④明るく元気よくあいさつをする。
(2)ビジネスの基本的な挨拶言葉
出社した時:おはようございます。
感謝すると時:ありがとうございます。
謝るとき:申し訳ございません。(失敗は素直に認めましょう)
取引先などに会う時:お世話になっております。
部屋などに入る時:失礼いたします。(ノックします)
外出する時:行ってまいります。
外出する人を送り出す時:行ってらっしゃい。
外出から帰ってきた時:ただ今戻りました。
外出から帰ってきた人に:お帰りなさい。
退社する時:お先に失礼いたします。お先に失礼させていただきます。
退社する人に向けて:お疲れ様でした。ご苦労様でした。(部下・目下の人へ)
6.ビジネス会話の3つの基本原則
TPOで話す | 時・場所・場合に応じて、話し方をアレンジする。 |
わかりやすい | 話の内容がずぐにりかいできる。 |
誠実さ | うそを言わない。 |

